桑水流工務店のリフォーム相談 Q.在来工法とシステムバス。リフォームにはどちらがいいですか?
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在来工法とシステムバス。リフォームにはどちらがいいですか?
【在来工法】バスは、「お風呂はオリジナリティあふれたものにしたい」、という人向き。好きな型の浴槽が選べ、天井を高くしたり、窓やライトも自由自在です。床や壁も好みで作ることができます。既存の広さもそのまま使えます。ただし、防水工事が必要でプロの手作りなので工期が長くかかります。
【システムバス】は、完全自由度には欠けますが、機能性、設備面ではかなりグレードアップされています。工期が3〜4日で済む、というのもなかなかの魅力です。
最近では、お掃除のしやすさや費用面から、システムバスの方が人気です。
昔ながらの在来工法の浴室を、ユニットバスに変えるケースが増えています。
在来工法とシステムバスにはそれぞれメリット・デメリットがあり、リフォームの目的や希望に応じて選ぶべきです。 ### **在来工法** 在来工法は、壁や床、天井などをタイルや木材、モルタルなどで自由に仕上げる伝統的な工法です。 **メリット:** 1. **デザインの自由度**: 素材や色、形状などを自由に選べるため、好みに合わせた独自のデザインが可能です。浴室の広さも柔軟に調整できます。 2. **部分的な改修が可能**: 部分的に劣化したタイルや設備のみを修繕・交換することができるため、将来的なメンテナンスの柔軟性があります。 **デメリット:** 1. **防水性能の維持が難しい**: タイル目地や接続部が経年劣化しやすいため、防水性能の維持が難しく、定期的なメンテナンスが必要です。 2. **工期が長い**: 材料を現地で加工するため、システムバスと比べて工事期間が長くなります。また、防水層の施工やタイルの貼り付けに時間がかかります。 ### **システムバス** システムバス(ユニットバス)は、工場で製造されたユニットを現場で組み立てる工法です。 **メリット:** 1. **防水性が高い**: 一体成型された床・壁・天井で構成されているため、防水性能が高く、カビや水漏れの心配が少ないです。 2. **施工が短期間**: 工場で事前に製造された部品を現場で組み立てるだけなので、工期が短く、通常は1週間程度で施工が完了します。 3. **掃除がしやすい**: 表面が滑らかで継ぎ目が少ないため、汚れがたまりにくく、掃除が簡単です。 **デメリット:** 1. **デザインの制約**: 工場生産されたパーツを組み合わせるため、デザインの選択肢が限られています。カスタマイズはある程度可能ですが、在来工法ほどの自由度はありません。 2. **サイズの制約**: 規格サイズが決まっているため、既存の浴室スペースに合わせることが難しい場合があります。 ### **どちらがリフォームに適しているか?** - **耐久性と防水性能、メンテナンスの手軽さを重視**するなら、システムバスがおすすめです。施工期間も短く、掃除がしやすいため、日常的な使い勝手が向上します。 - **デザインの自由度やオリジナリティを重視**するなら、在来工法が適しています。特にお好みの素材や広さを追求したい場合には、在来工法の方が対応力があります。 また、現在お住まいの家が木造在来工法で建てられているとのことですので、既存の構造に合わせて在来工法でリフォームを行うことも考えられます。ただし、防水対策を強化することが必要です。
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